活動について

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成り立ち

東京労働安全衛生センター(略称:東京安全センター)は、労働者の安全と健康を守り、職場の労災職業病を防止し、快適な職場環境作りを支援するために1998年7月に設立されました。

  東京安全センターの母体は東京東部労災職業病センターと三多摩労災職業病センターです。2つのセンターはそれぞれの地域で10数年にわたり被災労働者の相談活動を行いながら、労災職業病を根絶するため運動してきました。
現代の技術革新競争やポストバブルの社会経済の激変は、労働者の働き方、職場環境に大きな変化をもたらし、ストレス過剰な働き方によって心身の健康を損なう労働者が増えています。日本の労災職業病発生状況を見てみると、毎年2,000件以上の死亡災害と15万件の休業災害が発生しており、9,000件を超える職業性疾病が新規に発生しています。しかもその8割が100人未満の中小零細事業所に集中しています。
こうした現状の中、東京安全センターは働くものの立場に立つ都内唯一の労働安全衛生センターとして、真に労働者の安全と健康を尊重し、快適でゆとりある職場作りを支援するために活動しています。

 

 

代表理事あいさつ 平野敏夫(ひらの亀戸ひまわり診療所・所長/医師)



  
2011年311日に起きた東日本大震災とその後の東京電力福島第一原子力発電所の事故によ り日本中が大きな衝 撃を受けました。被災地の状況は復興途上とはいえまだまだ厳しい状況にあります。震災の 被害に加えて原発事故による放射能の拡散により福島を中心にして広い地域に放射能汚染が広がっています。また、がれきや倒壊した建物のアスベストも今後大きな問題になります。

  この震災で東京労働安全衛生センターの課題が増えました。震災後も、いち早く被災地に赴きアスベストの調査を開始し、空気中への飛散はそれほど高くはなかったものの、いたるところにスレートなどの石綿含有建材を確認し、飛散による被害を予防する取り組みを開始しました。さらに新たな課題として放射能被ばくの問題が加わりました。放射線量が高い福島第一原発で働く多くの労働者の被ばく、福島の住民、とりわけ子供たちの被ばく、また福島だけではなく東京や千葉など関東一円の放射能も問題になっています。東京でも下水道の汚泥や清掃工場の飛灰から高い放射能が検出され、問題になっています。住民の被ばくは福島に比べるとかなり低くても、食品などからの内部被ばくが心配されています。センターとしても政府による被ばく量の基準緩和などについて全国センターとともに省庁交渉を取組みました。脱原発の運動とともにいずれも今後息の長い取組になると思います。
 

 もちろん、これまでの取り組みも引き続き進めて行かなければなりません。今年も相変わらず厳しい職場状況が続いています。長時間労働やストレスによる「過労死」「過労自殺」が後を絶ちません。職場のいじめ、セクハラ、パワハラなどによるうつなどの精神障害の相談も多く寄せられています。昨年の自殺者は前年に比べやや減ったとはいえやはり3万人を超えました。派遣などの非正規労働者や外国人労働者も相変わらず厳しい状況です。労働者参加による現場の取り組みで、労働者が安心して安全・健康かつ快適に働ける職場を作る活動が重要です。今年も「現場」と「参加」にこだわって活動していきたいと思います。よろしくお願いします。

2016年度役員体制 

代表理事

平野 敏夫 (ひらの亀戸ひまわり診療所・所長)

副代表理事

西畠 正  (三多摩労働安全衛生センター)

常務理事

飯田 勝泰 (専従)
監      事
吉沢   公良 (全統一労働組合友工社分会)
山本 志都 (墨東法律事務所・弁護士)

 

運営委員
大内 英夫  (江戸川地区労センター)
佐々木幸孝 (亀戸法律事務所)
篠原  憲彰  (しのはら亀戸ひまわり鍼灸院)
戸川 幸範  (国労千葉地本江東支部) 
鵜木 昭人  (日本予防医学協会労組)
堀納 正樹  (全統一労働組合)
矢部 明浩  (東京東部労働組合)

 吉野    雄一郎 (東京東部地域ユニオン協議会:下町ユニオン)
皿井 通晴  (JM日本カニゼン労働組合)
国谷 武志  ((全)東京水道労働組合)  
橋  徹    (ひらの亀戸ひまわり診療所・整形外科) 

 小島 正道  (葛西中央病院 ・内科)
名取 雄司  (中皮腫・じん肺・アスベストセンター)
宮本 英典  (全建総連東京都連合会)
吉川 悦子  (東京有明医療大学)

 

事務局長
飯田   勝泰    (専従)

 

事務局員
内田   正子    (専従) 
加藤 浩次    (専従)
高山   俊雄    (ひらの亀戸ひまわり診療所) 
外山   尚紀    (専従) 
仲尾   豊樹    (専従) 
毛利 一平    (ひらの亀戸ひまわり診療所)
天野 理      (専従)
奥村   隆志      (専従)

 

研究主幹
 小木 和孝    (公益財団法人大原記念労働科学研究所)

 原 邦夫    (帝京大学公衆衛生大学院)

 

顧   問
 上野  満雄     (自治労顧問医)

 

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